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**１２月７日**

笑い声に、赤子は振り返った。 いまだおぼつかない視界の中で、それはさざめき、彼を見ている。 あかく、静かに、誘うように。 誘われるまま、のばしてみた手に、しかしそれは触れることはなかった。 赤子はそれが悲しくなって、胸の痛さに泣き出した。 おかあさん、おかあさん、あれがほしい。 母親はおどろいて、小さな我が子を抱き上げた。 「どうしたのぼうや、泣かないのよ、男の子でしょう」 あれがほしいの、あれがほしい。 「おなかがすいた？おしめがぬれた？わたしの小さな王様はどうしたの？」 あれがほしいんだよ。とてもほしいの。 「いいこねぼうや、おやすみなさい」 あれがほしいの。 《わたしがほしいの？》 笑い声はますます高く、赤子をつつんでいくというのに、 幼い指には、かけらのひとつも触れてはゆかない。 赤子はますます悲しくなって、せつなさまかせに母を打った。 ほしいのに、あかい、あつい、あれは。 《わたしがほしいの？すばらしいこと！》 「心配ないわ、おかあさんがいるわ、わたしのぼうや」 母の腕にゆすられて、やがて眠りに落ちながら、涙にぬれた小さな頬に 感じた小さなキスがふたつ。 「おやすみポップ、いい夢を」 《お前がほしいわ、小さな支配者、いずれ、かならず》 あれがほしいの。 どうしても。 その夜、子どもはこころに決めた。 呑みこまれるのもいとわずに。

メラ×ポップさん（カップリングです。） メラというか火の精霊。 精霊に愛される資質の子供。 お父さんの遺伝とか、腕のいい鍛冶屋ということは火と炉の神様に愛されたということ。 アバン先生についていかなかったら、いつか歓喜する炎に呑み込まれていたかもしれません。 by.高雄

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**１２月８日**

７日のメラポップ文の絵です。
世にも珍しい乳児ポップさん〜♪
若スティーヌママが、ポップさんと同じ顔なのに「母」で
えーとー・・・(汗)とか思いました。
似すぎですよね、あの親子。女顔なんだーポップさんー。(苦笑)
　by.高雄
いわゆる『去年遣り残したコト』です。
猛烈にみたかった高雄さんのメラ×ポップ！
果たされて幸せです！！（嬉涙）
さらにさらに高雄さん設定ぶちかましてくれる事を願いつつ。
　by.かつら



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**１２月９日**

名を、と問われた。返す応えを持たなかった。 名など。 花にそれぞれ名があるように、おれにも名がある。 魔法使い。特徴をだすならば大魔道士。 詩人ならば、それを気のきいた文句で飾るだろう。 それではおれは、花のようだな。山百合のかぐわしさ、蔓ばらの可憐さ、やさしいきんぽうげを思って笑った。 仲間にされては花が気を悪くする。 「おれは、花のようだなあ？」 散りもしないで。

パラレル設定 ひとりご長寿ポップさん。（ポップさんですってば！） 自分の名前も忘れてしまうくらいひとり。 by.高雄

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**１２月１０日**

去年上げそこなった絵です。つまり一年前…の、絵です。
す、すげえ破壊力だ…！
旅人の服、着方脱ぎ方を想像すると愉快なこの布は
何の目的があるんでしょう。
何か役に立つのか単にかわいい担当なのか。
　by.高雄

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**１２月１１日**

きょうも発掘物デス。
髪の長いぽっぷさんすけど
おとといのよりは浮き世離れ感がない感じ。
たぶんアレとは違う世界の。
PCの状態が怖いー！！頼むっからあと２０日もってくれー！！
　by.かつら

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**１２月１２日**

冒険初頭のポップさん。
臆病でいくじなしで泣き虫でハナタレで・・・
でも、最後にはなけなしの勇気をふりしぼって立ち向かう。
そーゆところにいつも励まされてたりする。
大好きだー。
　by.JIN

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**１２月１３日**

めどろーあ
　by.高雄
カメ◎メ波ァー☆(違) ...すみません、一瞬ぽっぷさんの手がそう見えました。
一度でいいからメドローアで消滅して見たいとおっしゃる方、ああアナタです
どうぞどうぞこちらへー。さァいまから消滅極大魔法が飛びだしますよー！
メドローアは白い光のイメージがあります。ハイライトが黄色で
影つけ緑っつーの、作ってみたいです。
　by.かつら